傷つきにくい床材ってどれ?傷ついた場合の簡単な補修方法を教えちゃいます

2020.07.22

床材の種類によって、耐久性に違いがあることは感覚で理解していても、どの床材が傷つきにくいかまでご存知の方は少ないのではないでしょうか。

 

また、軽い傷ならば自分で直してしまいたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、傷つきにくい床材の種類と傷ついた際の修繕方法について解説します。

 

□床材の種類による傷つきにくさを解説

床材には様々な種類がありますよね。

具体的には、大理石や畳、フローリングがメジャーなものでしょう。

 

今回は、無垢材と合板材の2種類のフローリングに関する床材の傷のつきにくさについて紹介します。

 

*合板フロアについて

合板フロアとは、ベニヤ板の表面に木目のシールを貼ってコーティングしたものになります。

同じ合板フロアでも、表面の加工の仕方によって傷のつきやすさはかなり異なってきます。

 

加工が硬いものだと傷はつきにくくなりますが、足触りも硬く冷たくなってしまいます。

したがって、どのポイントを重視し、どれだけの傷を許容するのかが大切になるでしょう。

 

また、安価な合板フロアであっても無垢フローリングと比較すると傷がつきにくいケースが多いです。

しかし、表面の加工が取れるほど傷がついてしまうと加工が取れていき下地が見えてしまうこともあります。

 

*無垢フローリングについて

無垢フローリングの強度は原材料である木の種類によって大きく異なってきます。

木の硬さにおいては、杉や檜などの針葉樹は柔らかく、ナラなどの広葉樹は頑丈な傾向にあります。

 

これも、硬さと触り心地が一長一短であるので、どの要素を重視するのかが大切になるでしょう。

 

□無垢材フローリングの傷の直し方とは

続いて、無垢材フローリングに傷がついてしまった場合の直し方を紹介します。

 

無垢材は、合板材と比べると傷がつきやすいデメリットを持っていますが、意外と簡単に修理でき手入れをすれば長持ちになります。

 

重い荷物を落として少し凹んでしまったというような傷の場合は、水分を吸収させることで直せるケースがあります。

無垢フローリングは水分を吸収して伸び縮みする性質があるのでこれをうまく応用し、水に濡らしたティッシュを上に置いておくと良いでしょう。

 

また、表面にできた軽い傷は目の細かいサンドペーパーで丁寧に表面を削り目立たなくさせられます。

元々の木目があるのでその流れを活かしながら少しずつ削るのがおすすめです。

 

□まとめ

今回は、傷つきにくい床材の種類と傷の修繕方法について解説しました。

 

本記事で紹介した以外にも様々な種類の床材があります。

それぞれの特徴を理解し、ご自身の好みに合わせた床材を選択することをおすすめします。

下記ブログでは、床材の種類の内容を紹介させていただいておりますので、ご興味ございましたらご確認ください。

杉の無垢床